加瀬佳年先生胸像顕彰碑建立事業について(2014.2.1)

 

加瀬佳年先生胸像顕彰碑建立事業について 
 
熊本大学薬学部長  大塚雅巳 
熊薬同窓会長    髙濱和夫 
 
加瀬佳年先生は、昭和15年3月に熊薬をご卒業、次いで熊本医科大学をご卒業になり、昭和32年から57年の21年間の永きにわたって薬学部教授を務められ、数多くの熊薬同窓生が先生のご指導を受けました。このほど一門の天民同門会の皆様により、現在そして将来の熊薬の学生達や卒業生諸氏のお気持ちも慮って、加瀬先生の銅像を建立し先生の教育研究における偉大な功績を顕彰しようということになり、薬学部教授会でもこの事業を承認させていただいたところです。さらに熊薬同窓会役員会においても、本同窓会への絶大な貢献度なども鑑み、本事業の広報などを通して支援させていただくことにした次第です。現在、そのための募金が行われています。 
加瀬先生のご業績は、「加瀬法」として知られる鎮咳薬の薬効評価法を考案され、鎮咳薬アスベリンの創薬に成功されたことをはじめ、枚挙にいとまがありません。この「加瀬法」の開発とそれに基づく鎮咳薬アスベリンの開発に関する研究は、昭和天皇・皇后両陛下の熊本行幸に際して、直接ご親講なさっておられます。門下生からは、わが国を代表する、アリセプトやブロプレスのようなブロックバスターの創薬に中心となって活躍した研究者、製薬企業幹部や薬系・医系大学教授など、多くの人材を輩出していることは特筆すべきであります。また先生は学部長を3期務められ、大学院の基盤構築、体育館新設を含むキャンパス環境整備に手腕を発揮されました。先生が自ら予算を投じて造成された「加瀬山」は熊薬生の憩いとなりました。加瀬先生の教育者としてのご人格の大きさについては、先生の薫陶を受けた多くの熊薬同窓生の間に語り継がれています。 
加瀬先生が遺された多くの功績、そのお教えは、単に門下生の間のみにとどまらず、熊薬生全体にあまねく及んでおります。先生が多くの方々から尊敬され慕われていたことを反映して、他研究室卒業の方々やご賛同の方々からも募金のお申し出が多く寄せられています。天民同門会だけでなく同門会以外の皆様方からの募金も、加瀬先生顕彰事業によって以下の要領で受け付けていただいておりますことを、お知らせ申し上げます。
 
募金目標  400万円
募金金額 一口1,000
募金期間 平成25101日から平成263月末日まで
募金口座 郵便振替 口座記号・番号 01780-5-73840
加瀬先生顕彰事業会(カセセンセイケンショウジギョウカイ)
免税手続 免税手続きをご希望の方は、熊本大学薬学部の基金として入金いただくことになりますので、「寄附金申込書」を下記にご請求ください。(専用の振込用紙をお送りします)
862-0973 熊本県熊本市中央区大江本町51
熊本大学薬学部総務担当(寺本)  電話096-371-4105
なおハガキ(封書)の表に「寄附金申込書請求」と朱書してください。